放射能測定器があっという間に売り切れ状態になった場所をご存知でしょうか?
ひとつは東京・秋葉原です。
最初は・・・といっても原発事故から1,2週間という意味ですが、福島第一原発事故の後で畜産家や農家などを中心に購入が増えてきたようです。
もともと売れたとしても1ヶ月に1台程度とうのがガイガーカウンタをはじめとする放射線測定器。
それが事故の深刻さが増すにつれ、あっという間に売り切れとなったようです。
在庫がほとんど無い上に、一時は政府からの遠まわしな依頼があったせいか販売店が販売停止措置を行ったというウワサもあるくらいですが(3月23日頃です)、とにかく入荷が間に合いません。
こんなものがヒット商品になるなんて誰が想像できたでしょう?これこそ想定外のなにものでもないですね。
それからです、大阪でも品薄から売り切れ状態が続出という事態に至っています。
私は東京に住んでいますが大阪と聞いて最初びっくりしました。
なんで大阪??
アキバに無いとなると、それ大阪へ急げ!ということで売切御免となったとのようですが・・・大阪に住んでいらっしゃる方は放射能の影響をどのように受け止めていらっしゃるのでしょうか。
私は放射能については相当に詳しく調べてみました。THI(スリーマイル島)での原発事故影響度合い、チェルノブイリ原発事故で日本の作物や水や人体にどういう影響があったかもいろいろと調べてみました。
京都大学原子炉実験所助教授である小出裕章氏の著書が、最も精密に冷静に分析を行っていることを知り何度も読み返しました。
小出裕章氏の最近の活動は、ここの記事でも紹介されていました。
⇒小出裕章氏の叫びを聞く~参議院行政監視委員会(2011/5/23)
今いろいろとわかったことのひとつに、放射性物質は1年間原発が稼動するとだいたい広島原爆の1000倍程度の放射能がたまるということです。それが福島原発では1号機、2号機、3号機とメルトダウンを起こしていますので全部漏れた場合にはチェルノブイリの3倍、広島原爆の3000倍という想像もつかない放射能が撒き散らかされることになります。
東京でも大阪でもさしてもう事態はあまり変わらないと想像します。
大人は放射能の混じった食べ物をこれから先、全く口にしないということはできません。放射能の半減期には数万年のものがたくさん原発からすでに出ていますので、いずれにしても微量であってもどこにでも存在ということです。
ただ子どもにはできるだけ、もしその食べ物の放射線量が高いとわかっているなら避けたいですね。
放射線量をしっかり把握したいと思ったら、やはり1万、2万というレベルでは検知できない測定器ばかりです(アキバの親父にも教えてもらいました)。
測定できる放射線の種類と、検出精度をしっかり確認してから購入を考えてみてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿