放射能測定器が販売されていることは知ってても、なかなか手に入らない・・・そんな時代になるとは誰も想像すらしなかったことですが福島第一原発事故はこれまでの常識を簡単に覆してしまいましたね。
またウェブから探してみると、売っていて在庫もありそうだ、ただむちゃくちゃ値段が高いし、本当に役立つのかどうかすらわからない、そんな悩みも聞くようになりました。
しかし、なければ作ればいいではないか!と元気よく立ち上がっている人もいるわけです。
ここでは、そんな放射能測定器の自作、作り方、キットなどについてお知らせしたいと思います。
放射能測定器は、一般の個人が使うものとしてはガイガーミューラーカウンター(ガイガーカウンター)と呼ばれることが多いですね。
まず・・・根性ある方のために”完全手作りガイガーカウンター”の紹介です。
管理人が調べてみたところ、日本ガイシ株式会社という会社がNGKサイエンスサイト│家庭でできる科学実験シリーズで紹介している内容が一番わかりやすかったです。
タイトルは「1999年2月号/手作りセンサーで、放射線をキャッチしよう」・・・そう、まさにそのものですね(^^)
詳細は日本ガイシの記事に委ねるとして、そのエッセンスをご紹介しますね。
準備する品物も紹介されていますが、主なものとしてはプラスチックコップ(3個)、アルミホイル、AMラジオ、リード線、グローランプといったあたりです。他にも接着剤やはさみ、キッチンペーパーとか必要ですがたいていのお家にありますね、こんなものは。
さて放射線の検知は、目盛で表示するわけでもありません、単に音によってわかります。
完成した手作りガイガーカウンターは、放射線を検知すると”バチッバチッ”と音が鳴ります。
その音の「数」を例えば1分間数えることで放射線がどれだけキャッチできたかを、ごくごく簡易的にですが知ることができます。
正確性を追求するわけではなく、単にあなたの周りに放射線が存在しているかどうかという目安と思ってください。
無いよりは全然ましである、といった理解です。
こんなのでは満足できないというあなたのためにもうひとつ面白いものを紹介します。
放射能測定器のキットです。
USBガイガーカウンタ・・・そうです、パソコンにつないで放射線を測定しようという優れものです。
ストロベリー・リナックスという日本の会社がこの電子工作キット”USBガイガーカウンタキット”を販売していて、しかも2万300円とお手ごろプライスです。
最近は放射線測定器そのものが、品薄状態ですのでこういった手作りキットにも人気が集まっているようです。
一般に同程度の機能を持った個人用のガイガーカウンタは、4万円以上していますので手作りに興味あって、パソコンとの連携も苦にならないマニアにはおすすめかもしれません。
ここで言いたかったのは、完成された市販品がどうしても入手できない場合、やればできる、といいますかちょっとした努力で放射能測定器を自作するということもできるのだということです。
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