日本語対応のフランスの放射能測定器

フランスが原子力産業に強いことは、福島第一原発事故発生からさまざまな報道の中で繰り返しメディアでも紹介されてきておりますね。

原子力発電所の保有国として世界第2位であり、原子力先進国として有名です。第1位はもちろんアメリカで、日本は第3位になっています。

サルコジ大統領が、福島原発事故発生して緊急来日して、原発の安全性を訴えてとんぼ帰りしてことも記憶に新しいところです。

アレヴァという世界最大の原子力複合産業も有名です。(フランスの原子力政策によって誕生した持ち株会社)
アレヴァのCEOである、アンヌ・ロベルジョンが来日して事故収拾に向けた協力をアピールしました。

また日本とフランスは原子力分野でも関係が深く、日本の原発稼動で生じた高レベル放射性廃棄物の処理をフランスに依頼し、処理されたものが現状は全て日本に戻ってきています(戻ってきたものも高レベルの放射性物質であることに変わりありませんが)


こういったことからもお分かりのように、放射性物質を処理していくうえでの技術では世界最高レベルにあるのがフランスといえます。

当然ながら放射能測定器も最高水準のものを持っていますが、これまで輸入されていたものは一部の研究機関や企業向けの用途でした。

それが、4月11日にようやくフランス製の放射能測定器で、日本語版対応のものを発売ということに!
こういう日本向けは今後増えるはずでこれはまだ一例だと解釈していますが、フランスの計測器メーカーであるナノセンス(NanoSense)が、ガイガーカウンターの日本語版発売を発表しています。液晶をカタカナで表示し、マニュアルなどを日本語化しているようです。


製品名は、ロシアのメーカーであるクアルタ・ラドと共同開発したもののようで、「放射線測定器 ガイガーカウンター RADEXRD1503」
9.9マイクロシーベルトまでの測定ができるようです。これだけでも放射線の影響を確認できますね。それにフランスの公的認証団体LCIE(電気工業中央研究所)の認証を得ているようで品質的にも安心感があります。

Amazonで調べてみると、やはりもう販売されていました。
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放射能測定器 ガイガーカウンター RADEX RD1503

なおモバイルでご覧いただいている方はこちらを参照願います。
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放射能測定器 ガイガーカウンター RADEX RD1503


問題は、商品の供給が安定するまでには時間がかかると思われることです。
首都圏でもホットスポット(放射性物質が風の影響や、雨の降り方などによって蓄積されるところ)にお住まいの方々には手元に置いておくと安心できると思います。実際に入手可能な時期に検討しておくのが一番無難かもしれません。

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