原発震災が起こると、放射能漏れの影響で一番着にかかるのは口にするものですね。
水もそうですし、とにかく気にかかるのは食品への放射能影響だと、最近つくづくそう思います。
平成23年3月17日付けで国としては、”放射能汚染された食品の取り扱いについて”というタイトルで厚生労働省医薬食品局食品安全部長の名前によって書く都道府県自治体に通知が出ています。
それによると放射性物質別に、各食品への摂取制限の指標が示されています。
例えば、放射性ヨウ素の場合、飲料水、牛乳、乳製品については300ベクレル/Kg、野菜類は2000ベクレル/Kg。
放射性ヨウ素以外にも、セシウム、ウラン、プルトニウム含む超ウラン元素についても定義されています。
ウランの約20倍の毒性をもつというプルトニウムの場合、飲料水、牛乳、乳製品については1ベクレル/Kgとなっています。
簡単にいうと、それだけ摂取制限が厳しい、つまり危険だということの表示でもあります。
市販されている食品用の放射能測定器は、食品だけを想定しているというより衣類や医療でも用いられるレベルのプロ仕様といったものが一般的です。そりゃそうです・・・一般家庭で放射能測定器を置いているところは日本ではまずほとんど無いくらいです。
放射能測定というより、正しくは食品汚染検査、医療用放射性廃棄物検査、金属スクラップ放射能検査、衣類放射能汚染検査といった具合に汚染検査と呼びます。
信頼性のある海外製品では、価格も最低でも数十万(30万円以上)するものが多いです。
ただ市販品で出回っている多くは中国製ですね調べてみると・・・アメリカ製やフランス製となるとそれだけで信頼感を感じるのは私だけでしょうか。国内製もありますがもともと企業や病院への販売を想定しているものが多く、個人販売を想定したものはなかなかみつかりませんね。
食品汚染検査のできる放射能測定器はこのように高価なものですので、入手ルートや保証、日本語のマニュアル有り無し、納入までの期日は最低でも確認されることをお勧めします。
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