まさか、放射能測定器(放射線測定器)を検索する事態になろうとは日本の誰もがこれまで考えたこともないに違いありません。
この種の機器は、ごく一部の原子力発電所関係者や、研究機関で利用されるだけで自分には無縁だと誰もが思っていました。ただ恐ろしいことにこれからずっと需要が増していくはずです。
こういったものは、そもそもいったいどこで購入できるのでしょうか?
放射能測定器をAmazonで調べてみましょう。
ありました!さすがにアマゾンです。
無いと思って期待していなかった放射能測定器もアマゾンならあるということです!
この記事を読んでいらっしゃる方の多くは、企業用途というよりは個人用だと推測します。
あなた自身が使用されるか、あるいは家族に持たせるとか、そういった個人的な利用範囲なものが多いと言う想定で書いています。
万全を期すというか、そこそこの機能をしっかり持つという観点で調べると平均的に10万円以上といったプライスですね。
放射能測定器とか、ガイガーカウンターという単語でAmazonにて検索されると見つかると思います。
Amazonの商品紹介画面には、『カスタマーレビュー』欄がありますので必ずここを参考にされることをお勧めします。
そもそもが日本人全体でこれまで精通した人はいなかったのだという認識に立つことが大切で、カスタマーレビューをじっくり見ていくと、購入した人の評価が詳しく載っています。
ただし現状は、品薄状態が続いていることもあり、当座は数万円レベルでしのいで並行してきっちり測定できるものを探すことが懸命かもしれません。
購入時に注意すべき点は、何を測定できるのか?ということです。
放射能、放射線にはいろいろと種類があり、測定器によって計れるものとそうでないものがまちまちです。
放射線には、ガンマ線、アルファ線、ベータ線、エックス線などがあります。
福島第一原発事故を例にとると、主な放射性物質には;
放射性ヨウ素131、セシウム135、セシウム137などとなっていますがこれらは、崩壊するにあたりベータ線を出します。
つまりベータ線を測定できることが重要なことです。
さらにこれらの放射性物質は崩壊後にはガンマ線も放射します。
エックス線は、レントゲン写真などで利用されるので皆さんもこの名称をよく聞かれることと思いますが、とりあえず横においてよさそうです。
福島第一原発の3号機では、MOX燃料を扱ったプルサーマル発電といわれ、プルトニウムを扱っています。
これが漏れ出すとアルファ線が出ることになります。
オールマイティな放射能測定器があればいいですがとても効果ですし、個人用には向いていません。
このあたりの加減をみて、放射線別に測定器を用意するというのもひとつの考え方ですね。
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